嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

smallで無いテストの困難さ 1

どの様な話? ソフトウェア開発での、束構造の因果ダイアグラムは、 上限が「システムを作ろうとする発端」で、 上限方向のグラフの半分が「原因が、複数の独立・直交した部分原因に分かれる」過程で有り、 グラフの真ん中の一番「太った」部分に、一番小さ…

「四の五の言うな」 2

テストも「原因」の1つだったとしたら、 テストも「原因」の1つだったとして、 「プログラムの部分」が持つ「原因」の数に限りが有るとして、 一番小さい方の「プログラムの部分」の様に、数に余裕が有る場合と違い、 もっと大きい方の「プログラムの部分」…

「四の五の言うな」 1

どの様な話? 前回、『「fat」を恐れる』では、 複数のプログラムの部分が、特定の原因を共有していた場合 につきまして考察しましたが、 今回は、 1つのプログラムの部分が、複数の原因を持つ場合 につきまして考察いたします。 昔に比べて COBOLシステムは…

「fat」を恐れる

どの様な話? プログラムの一部分が結果として出来るには、必ず原因(複数も有り)が必要です。*1 また、典型的な原因として、「大データへの読み書き&保全」が有ります。*2「大データへの読み書き&保全」は、相独立した部分に分ける事も可能だと思います…

はじめに の追記

どの様な話? このブログでは、あえて結論を、 これからも「何々」でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。 に固定しています。 それは、 結論時点で、革新的に「より良くなる」とすると、議論が絵空事になってしまい、実現不可能になる…

隔靴掻痒な議論 6

ソフトウェア開発後に、「原因が増える」 『因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか』の本をもう一度、読み返していますが、 『ソフトウェア開発後に、「原因が増える」』とは、 因果推論で言う所の、「介入」 なのでは無いか?と思う様になりました…

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 6

「悪さの原因が同じ」? 前に、『特定の側のみからの「ベストプラクティス」 4』で、 継承と型・関数の悪さの原因が同じかどうかという観点で物事を考えてみるのはいかがでしょうか?もしそれが成った暁には、「関数以外不適当とゴリ押しするユニットテスト…

隔靴掻痒な議論 5

「ソフトウェア開発に於ける心理的安全性の基礎」の例 「隔靴掻痒な議論 2」で、 ・ ソフトウェア開発(プログラミング)を行なった結果、 ・ 原因が増える(予想を尽くしていなかった) 事に対し、 ・ この無能め! とか ・ 非科学的な職人め! とか言わな…

ごきぶりの雌と研究者 5

今更何が悪いのか 厳密で 分かりやすい は、それを信奉する人が「ナンバーツー」までの間なら、それ程問題にはならないと思いますが、「ナンバーワン」になった途端、 周りの旧人の困るルールを作り、 それを新しい とする行為の問題点が、自分(と部下・配…

ごきぶりの雌と研究者 4

「弱い毒」が出来る理由 私は、「普通の」コボラーより10歳は年下になります。「COBOL言語である 5」で書きましたが、たまたまCOBOL言語をいじったら出来たのでなっただけで、 その点では、一般に言われているコボラーでは無いと思います。なので、「弱い毒…

ごきぶりの雌と研究者 3

私が大学4年だった頃 蒸留塔だとか吸着だとかを差分計算でやる研究室で、そこに有ったPC-9800(文字通りのバッファーロー付き、5.25inchフロッピー2台)で、「なんかやれ」と言われ、 横浜の下町に有ったサザンパシフィックで98で使えるターボパスカルを買い…

ごきぶりの雌と研究者 2

「弱い毒」とは具体的にプログラミング分野では何になるのか? 歴史的に見て、 名前の接頭語 継承 で「弱い毒」が発生し、絶対ダメなやり方となりました。 結論から言いますと「弱い毒」とは具体的にプログラミング分野では、 厳密で 分かりやすい だと思い…

ごきぶりの雌と研究者 1

どの様な話? 私の住んでいるワンルームにごきぶりが出て、フィプロニル製剤の毒えさを5箱分置いたら、弱い毒の様で、皆すくすく育ってしまいました。 ただし、雌には効く様です。理由を考えましたが、 雌は雄を食べる。だから(アルコール噴射から逃れる為…

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 5

そう考えると、、、 継承を多用し、その機構を乱用するとダメだと考えると、 リスコフの置換原則 や、 依存関係逆転の原則 がかなり危険に見えてきます。 継承のかなりの乱用をしない限り、上記議論は必要ないからです。逆に、上記原則を考える事が、継承の…

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 4

別の分野 ドメイン駆動設計をはじめよう ―ソフトウェアの実装と事業戦略を結びつける実践技法 Vlad Khononov 著、増田 亨、綿引 琢磨 訳 O'REILLY Ebook という本*1を読みました。 「区切られた文脈」といった用語が有りましたが、 なぜ区切られるのか、につ…

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 3

「関数だ」との主張を好意的に解釈すると もしかするとですが、 「関数」を持ち出した人間は、比喩のつもりだった のでは無いかと思う様になりました。 数学畑でもソフトウェアシステム畑でも無い人が、です。 それなら、 全てを関数として扱う とかが成立す…

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 2

結局の所、 結局の所、 来るべき業務承継に備えて、 文書化のコストをかけて置かないと、 後で禁止的に高くなる だけなのかも知れません。 が、 が、その文書化を、 全て関数 に出来るかというと、それは正しく、 特定の側のみからの「ベストプラクティス」 …

特定の側のみからの「ベストプラクティス」 1

どの様な話? 前に「投資を呼ばない形而上の提案を形而下のそれと等価だと言われる 3」で、 上代のCOBOLシステム(汎用機システム)では、 ・ 新規開発も、保守開発も、運用業務も全て同じ組織で担って いました。 それをその後、(大変だけれど大変もうか…

隔靴掻痒な議論 4

前回の洗濯機の話 前回(隔靴掻痒な議論 3)、唐突に、洗濯機の脱水の話をしましたが、真意は、 プログラミングは ユークリッド空間の様な(まともな)測度が見当たらず、 絡んだ洗濯物の様 だと言いたかったのです。 特に、 仕様書(結果たるプログラミン…

隔靴掻痒な議論 3

AIに聞いてみたら CoPilot Pro(より創造的に)2024/8/17 PM1に、 プログラミングとは建設分野における設計過程に相当しますか?それとも製造過程に相当しますか? と尋ねると、即座に、 プログラミングは建設分野における設計過程に相当します。(以下略) …

隔靴掻痒な議論 2

「隔靴掻痒な議論」が増えた「潮目」 お断り:以下の記述には、根拠となる資料・文献は有りません。 あくまで、私個人の感想のみを根拠としています。 日本において、「隔靴掻痒な議論」が増えた「潮目」となるのは、 第五世代コンピュータの「高ころび」で…

隔靴掻痒な議論 1

どの様な話? テストは、 実際に動くプログラムで、 直接観測しにくい、管理項目を、なんとかして観測して管理する 方向の物だと思います。 しかし、テストについて、 裏地は花色木綿、よろしく、 どの様な物にも万能にくっつく、素晴らしい物で有る と言う…

より良く出来ない 1

どの様な話? 「技術的負債」に似た、『「技術的」なんちゃら』を考えられないか? と思い、 新訳 平和の経済的帰結 [電子書籍版] ジョンメイナードケインズ 山形浩生 東洋経済新報社 という本を読みました。 そこでは、 (特に主に戦勝国から)世界をより良…

テストが書き辛い 2

逆もまた真 前に「JavaScriptが大変 2」で、 ・C言語は、実メモリという大データに、関数が副作用として読み書きをする 手法ですし、 ・JavaScriptは、DOMという大データに、(無名の)関数が副作用として 読み書きをする手法ですし、 ・SQL言語は、データ…

テストが書き辛い 1

どの様な話? 往年のシャープ MZ-80C上で動いたLisp 1.5インタプリタでは、純粋関数しか使えませんでした。 それが何を意味するかと言うと、 (関数内部で使用する)値を、 (関数内部の処理順に)的確に、順番と種類(アトム or リスト)を違えず、 (関数…

藁の混じった議論 7

言語論的転回から自然主義へ 「哲学史入門3 現象学・分析哲学から現代思想まで【電子書籍】[ 谷徹 ]」に、 クワインは総合的真理と分析的真理の区別は不可能だと言った と言う一節が有りました。科学的絶対的な真理が有るとしたのが「言語論的転回」の立場…

藁の混じった議論 6

典型的な藁 私は、「サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福 [電子書籍版] ユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之」で初めて見たのですが、 貨幣経済なんて(古代であっても)サピエンスなら自然に発生する そうです。 「依存性逆転の原則(dependenc…

藁の混じった議論 5

自然に、 プログラム全体に、本質的に位相空間を導入する事が出来なかった。 場合、自然に、 インターフェース全体や型全体にも、本質的に位相空間を導入する事が出来ない。 となると思います。プログラムの性質は、インターフェースや、型にも引き継がれる…

藁の混じった議論 4

関数型プログラミングはなぜ失速したのか 素人の付け焼き刃での考えとして、 プログラム全体に、本質的に位相空間を導入する事が出来なかった。 位相空間とは、順序関係(人間と哺乳類、人間と犬、の大小関係の様な)の有る物の事で、 ことUIに関しては部品…

懐疑論を持ち出す必要がある 2

考えてみると 考えてみると、 公理が時間の経過と共に 変化してはいけない と言っているのを見た事が有りません。 プログラミングは「自動で実行する」を成立させる為に、頻繁に、 隠れた原因 が現れます。 隠れた原因が現れる度に、 その因果ダイアグラム*1…