嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

はじめに の追記

どの様な話?

このブログでは、あえて結論を、

  • これからも「何々」でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。  

に固定しています。

それは、

  • 結論時点で、革新的に「より良くなる」とすると、議論が絵空事になってしまい、実現不可能になる。
  • 結論時点で、保守的な諦念を用いると、逆に絵空事から離れ、建設的な「反事実」(「因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか」で言う、「第三の階梯」)まで議論出来る様になる。

と思ったからです。

 

 

「うまい説明効果」

一般には「コライダーバイアス」と言った方が通りが良いのかも知れませんが、このブログでは、なるべく日本語で言っているので *1、「うまい説明効果」として、ここでは提示しますが、

「Science Fictions あなたが知らない科学の真実 [電子書籍版]  スチュアート・リッチー 矢羽野薫訳 ダイヤモンド社」で描かれた、「発表されないNULLの実像*2」という話にも通底するバイアスの事だと思います。

 

革新的に「より良くなる」を結論に求めるとどうしても「うまい説明」を渇望する事になり、バイアスに陥るのです。

「うまい説明効果」や、「発表されないNULL」のせいで、継承は不当に貶められ、関数・型は不当に持ち上げられているに過ぎない
と整理出来る様に思います。

 

 

結論

プログラミングが嫌いになる人が、存在し続ける、ことは歴史的にも妥当なので、結論を固定する事は、むしろ建設的だと思います。

 

*1:「ラティス構造」を極力「束構造」と言ったり、、、

*2:学術誌に目を通せば、ポジティブな結果 中略 は際限なくあるが、、、