「悪さの原因が同じ」?
前に、『特定の側のみからの「ベストプラクティス」 4』で、
継承と型・関数の悪さの原因が同じかどうかという観点で物事を考えてみるのはいかがでしょうか?
もしそれが成った暁には、「関数以外不適当とゴリ押しするユニットテスト」という分野の見直しも成就するかも知れません。
と書きましたが、これは、交絡因子という言い方なのでは無いでしょうか?
(下図は、『ジューディア・パール,ダナ・マッケンジー. 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか (Japanese Edition)』、「交絡因子 ー 隠された第三の存在」 より)
悪いのは?
以前、
- 「オブジェクト指向の継承」についてなんの根拠も無く全否定した上で、「関数・型」が最高だ
とする関数型設計の本を見て愕然としたのですが、
悪さ(私は「オブジェクト指向の継承」も「全く悪く無い」とは思っていません)について、交絡因子があれば(私が交絡因子を観測出来れば)、
愕然とすべきは、向こうの著者となる可能性が出ます。
結論
なんの根拠も無く、全否定する振る舞いを、私は嫌います。
これからも『特定の側のみからの「ベストプラクティス」』を無理押しされる事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。