プロジェクトの成功率
「4年前と変わったか?プロジェクト成功率の実態」(日経 xTECH アーカイブス 2018.09.19 日経クロステック)
「10年前からプロジェクトの成功率がさっぱり上がらない理由」(谷島の情識 2023.11.30 日経クロステック)
といった様に、恒常的にプロジェクトの成功率が上がらないとされており、特に後者の記事では、
- 成功率が上がらないのは「ソフトを他人に作らせる日本」
だからと有ります。
しかし、その対策として、
- (最も見通の良い、タチの良い)ソフトとしての自動テストは作りました。
- これでソフトは自分で作りました。
- 自動テストは出来る範囲で作りました。
- これでソフトは自分で作りました。
- なので成功率が上がらないのは、他責です。
とされてしまうならば、次の10年でも成功率は上がらないと思います。
主観確率
その様な超超枝葉🍁では無く、
- 正しくなる為のテストは何か、の元となる
- 主観確率(Wikipedia 日本語版、それが正しければ、後は機械的な統計処理のみで正しさを得る事が可能になる、問題毎に異なる人間の信念、方向づけ? 下線部筆者)を提示して初めて、
- ソフトを自分で作りました
となるのでは無いか? と言う思いです。
自動テストは、人間の信念、方向づけを表現しずらい
自動テストは、人間の信念、方向づけを表現しずらいと思います。
それらは逆問題として現れる事が多いですが、
逆問題としては、以下の2つのパターンがある。
- 既知:モデル(関数)と出力 未知:入力
- 既知:入力と出力 未知:モデル(関数)
順問題は、入力とモデル(関数)が既知で、出力が未知である。
(逆問題 Wikipedia 日本語版)
であり、自動テストでは順問題しか扱わないからです。それを持ち上げる事は、プロジェクトの成功率を未来永劫、上げない要因となると強く考えます。
結論
これからも「プログラミング的逆問題に絡み被害担当をさせられる」事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続ける可能性は十分に有り得ます。