嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

因果推論に関する教示 4

そのものズバリの記述

単体テストの考え方/使い方」(Vladimir Khorikov (著), 須田智之 (訳)、マイナビ)という本に”そのものズバリ”の記述が有りました。

  • 第4章 良い単体テストを構成する4本の柱 1本目の柱:退行(regression)に対する保護 に、
  • 「悲しいことに、プログラミングにおいて、コードは資産ではなく、負債
    (太字原文ママ

とあります。

これは、「因果推論に関する教示 2」で述べた、

ある程度の負債含みの「簡単な(限定的な)」解決策こそが、

  • 動くプログラムになる要因(本質)そのもの

で有り、プログラミングを学ぶとは、その、

  • 最小限の技術的負債に見える解決策

を学ぶ事では無いかと言う仮説です。

と付合すると思います。

また、「因果推論に関する教示 3」で述べた、

  • 技術的負債が0の手法は動かない(形而上だ)

という言い方とも通底するのでは無いかとも思います。

たまたまでは無い様に思えます。

 

結論

因果推論はどう考えても、第一原理だとは思いますが、それを説明するのは困難で、理解し合うのに向かず、逆に、今回の説明の様に「本筋では無い」記述が大切なのかも知れず、それゆえ、
これからも「因果推論に関する教示」を周りの人にされる事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。