アジャイルなど
アジャイルなど、ウォーターフローモデルに比べて利点が有ると言うのですが、
- 試行錯誤を繰り返して価値を高めていく
と言うのが一番の利点だと思いますが、
- 試行錯誤を繰り返して藁を取り除いていく
と言うのも大きいのでは無いでしょうか?
藁を除いた所で、絶対に価値は高まりませんが(むしろ見た目の「より良さ」が取り除かれて、価値が低くなった様に見える場合も多い)
もし、承認された基本設計に藁が混じっていた場合、出来たシステムには、
- 正しい(設計書通りの)不具合が残り続ける
と思います。コボラーの頃なら、
- 基本設計乙(と同じ意味の当時の言葉)
とか言ってその様な藁は気にせず、基本設計など気にせず、システム開発を続けたと思いますが、
最近は、設計書に適合していなければ、賠償の対象になるので、間違いなく正しい(設計書通りの)不具合が残り続ける事でしょう。
藁の取り除き方
スプリントの様に、ある程度短い期間で結果を出す(出せる様な量にする)と、
- 素晴らしい何か
は棚上げになると思います。当然出来るであろう分野のユニットテスト(同様のものが40年前から有る)はなされるでしょうし、誰がやっても手が止まる分野のユニットテスト(藁の混じっている可能性大)は棚上げになるでしょう。
幸いな事に、素晴らしい何かは、棚上げにしても、プロダクトのパーパスには影響しません。
少しずつ成果を出す様にすると、藁は取り除かれて行くと思います。
結論
これからも「藁の混じった議論」を周りの人にされる事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。