嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

投資を呼ばない形而上の提案を形而下のそれと等価だと言われる 1

どの様な話?

(多少口幅ったいですが)ここでは

  • プログラミングは無条件に形而下の提案(解の存在を証明済み)で有る

とします。

それに対し、

  • 投資を呼ぶ形而上の提案(解の存在を証明出来ない、多分解が無い)

は等価(引き換えに出来る)かも知れませんが、

  • 投資を呼ばない形而上の提案(解の存在を証明出来ない、多分解が無い)

は等価足り得ません。

もっと詳しく!

例えば、保守フェーズ(投資が無い)では、

  • (なんでも良いから)テストを書けとか、
  • (やり方はプログラマー持ちで)スクラムをやれとか
  • 全ての手法から卓越した関数型プログラミングと言うものが有り、お前らのやっている事はそれでは無いから、劣っているとか

言われても、「うるさい!」で終わると思います。
(そう言うべきでしたが、萎縮して言えませんでした。私の間違いでした。)

 

新規フェーズ(投資が有る)ならば、たとえウォーターフォールSIerで有っても、

  • 機動的な仕様変更*1をやり切る、カンバンに常時張り付いている元請けのアーキテクトだとか、
  • 出来た仕様変更の結果を迅速に単体テストする専門組織だとかが居て、

スクラムなどとも遜色ないと思います。

コミュニケーションは大事だと言うけれど

投資が有るフェーズでは、プログラマーも「新しいより良い事」を言えますが、そうでないフェーズでは一切言えません。

ですので保守フェーズとかでは、ペアプロとかコミュニケーションとか提案されても無駄だと思います。
無駄どころか、なし崩し的に(投資を呼ばない)形而上の提案と形而下の提案を等価だとされてしまい、形而下をやっている人を窮地に追い込むだけです。

ブラックと言うのも

ブラックと言うのも、それかも知れません。

今まで投資を上の人から付けてもらっていた人が偉くなり、投資が付かないのに形而上の提案のみをして、形而下の提案を引き出そうとするのは、どんなに残業が無くてもブラックです。

無論、投資有りの

無論、投資有りのフェーズに元請けの次の位置で参加とかなんて、一生に一度有るかどうかだと思います。

それゆえ、形而下の事(プログラミングを含む)をやっておかないと、職業として成り立たないと思います。

結論

プログラミングを嫌う人が一定数いるのは、変え難い事実です。ですのでその人たちは、投資を呼ばない形而上の提案をするより無く、

(投資をしてくれる)学術系の人全員の太親であった原子炉も上手く行かない現在、

それゆえこれからも「投資を呼ばない形而上の提案を形而下のそれと等価だと言われる」事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。 

 

 

 

*1:オブジェクト指向では現行クラスはそのままでの新規クラス追加