第一原理の代わりに何を提示していたのか?
技術的飛ばしです。それは、
- 自分たちの為にそれを組成し、
- 被害を被るのは他人
という特徴が有ります。
DevOps(Wikipedia 日本語版)という概念(開発担当者と運用担当者が連携して協力する)が出来たのも、
- 第一原理の代わりに、技術的飛ばしを提示していた
から、被害をこうむった運用担当者が声をあげたのだと思います。
他には?
アントニー・ホーア(Wikipedia 日本語版)の、いわゆる「10億ドルの過ち」に対して、
- 対処として、nullを禁止する変数をデフォルトとするだけ
という言い方をしている人も、技術的飛ばしに相当すると思いますし、
技術的飛ばしで無い対処の*1、
- Option型 / Maybe型
- Null安全
- Null Objectパターン
も、どれが主流なのか?どれとどれを組み合わせれば十分なのか?技術的飛ばしで無い対処は本当に構成可能か?nullは本当に過ちだったのか?
など、「第一原理は無い」、「技術的飛ばしは許さない」という、科学的では無い現実的な観点からの検証が必要だと思います。
結論
これからも「何を飛ばしていたのか?」が不詳な状況でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。
*1:Copilot Proに、「プログラム言語にnullを持ち込んだ、その人が、nullは過ちだったと謝罪したそうですが、どこが悪かったのでしょうか?」と質問した時の回答より