どの様な話?
私もそれなりにソフトウェア開発をやって来たので、時々、
- この分野について教えてくれ
と言われる事が有ったりするのですが、百発百中、
- やっぱりいいです
と言われたりします。
何でなのでしょうか?
このブログは、
- 何が気に入らないのかに付いてその人の外側から、あーでも無いこーでも
無い言うのも斯界の一助になるのでは
というのが当初よりの命題だったので、想像してみました。
想像した仮説
- ソフトウェアの分野では、ミクロレベル(プログラム)、マクロレベル(仕様)は有っても、
- メソレベルの情報が不存在で有る(完全に無い)
- 無い事は言えない
- 因果ダイアグラムでも、仕様の一番細かい対象から、直に手続きの一番細かい対象に射が飛ぶ。論理的飛躍が有る。
- しかし、
この分野について知らないが知りたい人はメソレベルの情報を欲しがる - それをいつまで経っても言わないので、いいです、となる
がそれです。そして、「それは不存在だ」と言い切る事が、この文書の主眼です。
メソとはメソポタミアとかのメソだそうで、「中間」という意味の接頭語(メソ Wikipedia 日本語版)だそうです。
メソレベルの情報とは、(AIで調べてもらった所)他分野では、非常に重要な着目点となる様です。
例えば、
- 社会学の、準拠集団
- 経済学の、企業間競争
- 心理学の、家族や職場での人間関係、集団心理
- 政治学の、団体、地方自治体の活動や政策決定のプロセス
- 医療・公衆衛生の、地域医療、疫学調査
- 民俗学の、民族や地域社会の慣習や儀式
- 環境学・生態学の、都市の環境問題
- 言語学の、特定のコミュニティや言語グループ内での言語使用
- 教育学の、教育制度、教師と生徒の関係性
などがそうなのだそうです。
このレベルの情報を欲しがるはずです。
関数型プログラミングや型
関数型プログラミングや型も、
- モダンな繰り返しやアロー関数
だけで無く、究極的には
- メソレベルの情報の単位としての関数や型
を求めていたのではと疑います。
だがしかし、ソフトウェア開発の分野ではそれは不存在(解が無い)だとしたら、徒労だし、側から見ると詐欺行為(無いものを有る様に言って金を取る)にすら擬する事が可能だと思います。
メソ情報を求める初心者
ソフトウェア分野で、メソ情報を求める初心者は、
- 偽を前提に思考を進める為、
- 何を考えても正しい結果となり、
- 論文も書き放題です。
ですが、何も成し得ないと思います。
そして、それを求める事を、熟練者が咎める事は出来ないと思います。
ただ、無視するより他無いと思います。
ものになる人材とは、忠告に耳を傾け、メソ情報を諦める人材だと思います。
結論
これからも「メソ情報の不存在」で、プログラミングが嫌いになる人は存在し続ける事でしょう。