嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

箇条書きが書けない 2

このブログの最初期の記事

「箇条書きが書けない 1」と言う、このブログの最初期の記事で、
問題を箇条書きにしろと言う、上司の指示に対しての話題で、

  • (感覚的に言って)レベル20の項目や、レベル50の項目が、それなりの重要性をもって現れる。
  • トピックベースの一覧にしてはどうか、と提案しましたが、にべも無く断られました。トピックベースとはレベル1の項目も、レベル50の項目も同じに並べろという提案ですが、毎回断れれました。
  • 「レベルの高いものから(重要度の高い(?)ものから)」作業をしたい、管理職やリーダーにとって、トピックベースの一覧など唾棄すべきものなのでしょう。
    (そうとしか思えない態度でした。)

と書きました。プログラマー生活35年での、偽らざる実感でした。

 

 

電波の強度

電波の強度を気にすると、dBmと言う単位が出てくると思います。

「-121dBmなので酷すぎる」とか、「-114dBmなのでまぁまぁだ」とか、「-92dBmなので、Wifi と同等の速度だ(でも上りも電力を要求されるから、バッテリーが減り易い恨みが有る)」とか言います。

これは、

  • 底が10の常用対数で、
  • 電力を1ミリワット(mW)を基準値とするデシベル(dB)の値で表した単位である。(dBm Wikipedia 日本語版)

だからで、1違うだけで電力が10倍になるという事だと思います。それにしても、ピコワットのレベルで通信が出来るのですから、凄いものだと思います。

 

 

箇条書きのレベルも、、、

もしかすると、箇条書きのレベルも、常用対数の頭で考えた方が良いのかも知れません。金勘定の金額の様に、1円で丸めとかでは無く、です。

見え方としては、1/10や1/1000000の重みに過ぎなく見えるけれども、丸めるのは問題領域に対する不当な取り扱いで、開発失敗の主因だ、と言えるでしょう。

  • 型の冪乗が高階論理だ

と言うのが定説だとしたら、そうであって、何ら不都合は無いと思います。

アジャイルとかで、

  • 発注側が「後出しで(後出しの様に見える)新しい事柄を持ち出してくるのは、しっくり来ない」

と言うのは、決して後出しでは無く、問題領域として当然にビルトインされていた事柄が顕在化しただけ、と言えるのかも知れません。

 

 

結論

不当に端数を丸めて、「管理だ」と言うのは変で、報酬として開発失敗がもたらされると言うのは頻発しているはずなのに、何で変わらない、DXでも変わらないのか不思議です。

これからも「箇条書きが書けない」事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続ける事でしょう。