どの様な話?
詳細設計書は、
- 無駄だ
と言われます。
1970年代とか、
- パンチカードとか(パンチカードの形をした)マークシートとか
でプログラムを入力し、
- 実行出来るのは1日1回
とかの場合は有効だったのかも知れませんが、
幸いな事に、
時代では無効と言われても不思議では有りません。
代替案
しかし、全面的に廃止だ、とまで言えないのは、
- 詳細設計書の中に、未だ有効な要素が有る
からだと思います。
それは、
- 因果の記述
だと思います。個々のプログラムから、(逆問題的に)因果を得るのは大変です。
- 何が原因でこのプログラムを書いたのか?
です。
COBOLプログラムの様に単純な頃でも、1つの因果を調査するのに1週間とかかかりました。
実際には、全ての因果を暗記している経験者が実作業をしていたので問題は無かったのかも知れませんが、それらの方々が引退して仕舞えば、お仕舞いです。
しかしながら、
- 因果が必要なら、
- 詳細設計書の代わりに
- 因果ダイアグラムを保全すれば良い
のでは無いでしょうか?
心配事
- 因果ダイアグラムをコンピュータ・SSD・HDDに記録するのに
-
その記録方法に特許がかかっていた場合、
- それをした人間全てから1日1兆円取られても合法
では無いか、という事です。もちろん、ダイアグラムを線と点で(紙やら電書の画面やらに)書く記録方法だけなら、まず特許はかかっていないとは思いますが、それでは実用的とは言い難いです。
本当にそれだけ(しかしながら重大)なんですよね。。。
結論
これからも「詳細設計書の代替」の不在が原因で、プログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。