嫌われプログラミングの代弁者

「何で頭ごなしに嫌う人間が居るのか」を色々考える

より簡単な手法にさせてもらえない 1

どの様な話?

COBOL74、COBOL85、VB6、VB.NET、Java6、Java8と扱ってきましたが、

  • 時代が進む(進歩する)度に、より複雑になっている
  • しかしへたに複雑にすると将来とりのこされるので簡単には複雑に出来ない

という傾向にあると思います。複雑に向かう進歩はゆっくりで、ましてや「より簡単な」というのは有りえないと思います。

限度を超えた進歩した書き方だと、次の進歩の時に全部書き直し(前の進歩に対応したフレームワークが廃れて、簡単にバージョンアップ出来ないなど)となりかねません。
まだ(たとえば)jQuery+残り全て手組みの方が、

  • ポン置き+再コンパイルでのバージョンアップの余地がある

と言った様な話です。

いずれにしても、いままで通りか、複雑かの2択で、より簡単な手法が進歩いうのは全く考えられません。

実際に「より簡単な」手法はあるじゃ無いか!

そういう記事は有ります。ただそれを成立させる秘訣も有ります。

  • 進歩した方の解くべき「問題」をタチの良い、単純なものとし
  • 旧態の方の解くべき「問題」をタチの悪い、どんな手法でやっても困難なものとし

「より簡単な」手法で、進歩した結果が得られる(様に見せている)のです。

過去の記事を見直してみると分かりますが、100%これです。例外は有りません。
問題の再定義というのは原理的には有り得るのかも知れませんが、デザインの分野であっても、結局はテプラを貼られてお終いwというのが普通です。
ましてや意匠などのデザインよりずっとずっと多様性に乏しいプログラミングの分野で、「より簡単な」方向への問題の再定義というのは、破滅への道です。

是非とも過去のインターネット上の記事を見直して見る事をおすすめします。
例外無く、この秘訣を使っていると思います。

より簡単な手法にさせてもらえないのは

それなりにその人の事を考えての事だと思っては欲しいのですが、

結論

これからも「より簡単な手法にさせてもらえない」事でプログラミングが嫌いになる人は存在し続けることでしょう。